2019年07月25日

最近の防音材の種類と特徴

現在の最新の防音材は、合成樹脂、アスファルト基材、ブチルゴム素材、ウレタン素材、ポリエチレン繊維(PETウール再生材)です。
このなかで費用対効果の優れている製品が、受注生産品として専門メーカーで生産されています。
*ブチルゴム製品は単価が高く、施工性の面でやや難があるため、建築現場では余り使用されていません。
*遮音ゴムマットの主流は合成樹脂です。耐久性も優れています。
*アスファルト遮音材は元々土木の世界で開発された製品ですが、遮音性・制振性に優れており、防音室での使用が増えています。
*ポリエチレン(ポリエステル)繊維はウール状のものから高密度フェルト状のものまで、密度・厚さなど多様な製品が増えています。耐久性と吸音性に優れており、安定した性能が長期間保持されます。

これらの製品は実は施工要領というものがメーカーにおいて殆ど用意されていない。使用する専門業者は元々防音設計・施工のプロのため、自社で施工要領や設計仕様を開発し、現場で施工しています。
*要するに施工要領は企業秘密なのです。
このため、見よう見まねで後発の製品を現場で使用すると、せっかくの製品がもつ性能を活かしきれないということになります。

現場での防音工事は職人によるアナログ的な施工です。施工要領にそって現場で手づくりで施工します。このアナログ技術が遮音性能の効果を保証するものであり、欠損を小さくします。

DIYでも同じことです。施工要領を間違えれば防音効果は下ります。逆に正しい施工要領で施工すれば、DIYであっても普通の防音工事に負けない効果を出すことができます。
*参考:防音材の特性
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2019年07月21日

遮音シート2.4ミリの件

相談者よりご質問が多い、アスファルト遮音シート2.4ミリ(910×2400、巻物)ですが、詳細は次のページをご覧ください。
*製品ページ:遮音シート・遮音マット

主に壁と床に使用する防音材です。※天井は軸組補強をしないと重量的に無理ですので、工務店・大工職人にご相談ください。

ご質問の中で、2か所通販サイトで類似品を見つけましたと言われましたが、類似品ではなく同じ製品だと思います。
*その2社の通販サイトは裏事情がありまして、防音職人のコンテンツを無断流用していたことから発覚しました。

アスファルト遮音シート2.4ミリは防音職人の2倍の価格で販売されています。
*アスファルト制振マット4ミリは1.5倍の価格です。

メーカーとの取引価格は事業者によって少し差がありますが、私の場合はメーカー担当者に品番を公表しないように要望されています。
それは私の本業は防音設計ですので、専門分野の畑が違います。

価格も問題ですが、重要なのは防音設計仕様と施工要領です。それによって防音材の効果に差が出ます。
*DIYでも同様です。
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2019年06月21日

吸音ウール(PETウール)50ミリの特長

最近、吸音ウールの問合せが増えてきましたので、ここで改めて特長を記載します。

■特長と概要
・防音職人では吸音ウール50ミリは455×910サイズで1袋あたり10枚入りです。現時点では1袋税込みで9800円です。別途送料がかかります。
 *出荷工場は愛知県内ですので、納品先が近い場合は送料を値引きます。大阪・京都、静岡・神奈川・東京など
・耐熱性に優れている(熱変形温度:240度、連続耐熱温度:150度)
・燃やしても有害ガスを出さない
・人体に最も安全な吸音素材(チクチクせず、粉じんも飛ばない)
・水をはじき、型崩れしないポリエステル繊維(衣類、スポーツアンダーウェアーなどに使用されている素材)
・吸音性能が他の吸音材に比べて長期間変化しない(防音職人の体験では約25年間劣化しない)
・グラスウールやセルロースファイバーよりも一般的に吸音率が高い
などです。

裁ち物ばさみ程度の刃渡りのハサミでカットできます。
DIYでも防音工事でも活用できます。
*製品ページ:吸音ウール

制振フェルト6ミリ(素材は同じ)に貼り付けると、吸音パネルが作れます。ピアノなど音漏れ軽減や音響調整が出来ます。
防音施工では壁や天井裏内部に入れて防音効果を高めることが出来ます。
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2019年02月24日

防音材の価格が変動

今年に入って、各社の防音材の単価や送料が変動したようです。

多少単価の下った製品もありますが大半が値上がりしています。送料も同様です。

防音職人では製品単価は殆ど値上げしていません。
*遮音ゴムマット3ミリ(455×910サイズ4枚入り):1ケースが3400円から3600円に値上がりしただけです。

遮音シート2.4ミリ(910×2400):1巻5200円(税込み)は通販業者の半額です。(2019年2月現在)

通販業者は、防音職人よりも高い値段で販売しています。それは私のほうは防音材販売は個人ユーザー限定のサービスで行っているからです。
*本業は木造防音室の音響・防音設計及び施工です。

防音職人は現在、消費税業者ではありませんので、消費税をいただいておりません。
*ただし、送料の消費税はメーカーに税込みで支払う分は含めています。

出来る限り、契約案件を含めて個人ユーザーには廉価で納品できるように努力しています。
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2019年01月17日

防音理論と防音材の活用

仕事場の防音相談で、防音室や楽器DIY防音で、実際の製品に触りながら理論的に説明するのですが、半分程度の人しか理解できないようです。

でも、DIY対策に関しては既製品よりも安いので、仕事場にお出でになったかたは大半が注文されます。

防音室に関しては、他の専門業者との理論的な違いがあるようで、半信半疑になられます。
*他の専門業者の防音壁が半分以下の厚さで構築できることを理解してもらうには、無駄に分厚い仕様のどこがだめなのかを一から説明しなければなりません。

主にどこが違うのかと言うと、「素材の周波数特性」「コインシデンス」「相乗効果」「吸音材」「床の構造」「既存の空洞部の活用」など色々です。これらを全部説明すると、日が暮れてしまい、相談者も疲れてきて、最後には結論だけください。ということになります。

理解力は個人差が大きく、必ずしも正しい理論が相談者の心をとらえるわけではないです。
口のうまい営業マンのほうが契約率が高いのが、典型例かと思います。

また、実際の防音材を触りながら説明をする専門業者は少ないと言われました。この点はかなり重要な点です。
posted by 防音職人 at 07:22| Comment(0) | 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする