2012年09月09日

アルトサックスのDIY防音

 昨日は、手作りの楽器(サックス)防音室を造りたいという相談でした。
*今日は、マンションの上階騒音の相談を午後から国立で行います。

 サックスの手作り防音の件ですが、都内の低層賃貸マンションの2階で、洋室の一角に小さな防音室を、室内にビスや接着剤を使わずに、既存内装を傷めずに設置したいというリクエストでした。

 これは、通常の防音工事よりも難しく、かなりアイディアとDIY経験がものをいうケースです。この提案を、間取り図などを見ながら、約1時間かけて検討しました。
*音漏れしても大丈夫な壁面をそのままにして、区画の4面のうち、3面を対策する。
*カラーボックスを背面に引っ張りに強い素材で連結固定し、L字型の壁を造り、クローゼットと合わせて連続する対策面を構築。
*ボックス上部は、突っ張り棒(プラスティック又は樹脂製品)を天井とボックスに立て、小さな柱の列を作る。
*これに制振フェルトを両面テープ・養生テープなどで張りつけ、ふさぎ、吸音ウールをはめ込む。
*出入り口は人が通れる最小面積で確保し、入り口は、制振フェルトに吸音ウールを貼り付けて、簡易吸音板として入り口に立てかける。
*カラーボックスの棚には、下部のほうに本などを入れ、隙間に吸音ウールを入れる。
以上の対策により、軽量で地震で倒れても怪我をするリスクのない吸音又は遮音面を手作り構築することを提案しました。(主に吸音効果で音漏れを減らし、音源を隣接世帯から離して減衰させる対策です)

 ちなみに、照明は小さなスタンドを置き、入り口からテーブルタップなどで電源を確保します。地震などで怪我をしないような、誰でも出来そうな提案が味噌です。本もボックスの下のほうだけに入れて、安定させることをアドバイスしました。
 防音職人のコンセプトは、安心・安全、費用対効果、ロケーションによる柔軟な発想・計画、分かりやすいDIYです。
*使う道具は、ハサミ、手動タッカー、両面テープ、木工ボンド、カッターナイフです。
posted by 防音職人 at 07:54| Comment(0) | 楽器のDIY防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする