2013年02月15日

遮音材としての石膏ボード

 木造住宅などの壁の遮音性能を高めるため、石膏ボードを重ね張りする業者が居ますが、これは防音効果としては限定的であり、周波数帯で見ると低音、高音の弱点が解消されず、思ったほど遮音効果は体感できません。
 特にピアノ防音室を造る場合は、このような対策では音漏れが大きくなります。

 安上がりに遮音性能を向上させたい場合は、2重張りの石膏ボードのうち、1重を同等の厚さの合板に替えると、低音と高音の音漏れが軽減されます。
 それは、合板と石膏ボードの遮音特性が異なるからです。

 類似した事例に二重サッシュがあります。外窓のガラスの厚さが6ミリの場合は、内窓は遮音特性の異なる3ミリのガラスを使用したほうが費用対効果が高くなります。

 硬質の板状の遮音材はかならず、弱点となる周波数帯がありますので、このような工夫をすることで、比較的廉価な工事で現状を改善することができます。
 もちろん、これに適した防音材を併用すれば、簡易防音でもかなりの効果が期待できます。石膏ボードも活用次第で生きてきます。


posted by 防音職人 at 14:59| Comment(0) | 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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