すべて受注生産品のため、メーカーの指定工場が存続する限り供給しますが、高齢化が進む後継者の少ない業界ですので、製品の生産ラインが休止することがあり得ます。
構造的な不況やコロナ禍などで生産を縮小している事業所もありますので、年月が経過すれば単価が改訂される場合があります。
2020年9月時点では、生産ラインや単価の見直しの計画はありませんが、来年以降は未定です。
工場経営者が高齢化しているのが課題となっています。国内工場の製品は昨年の消費税率アップ以降も単価を抑えてきましたが、注文量が減少していますので、この先、現在の単価を維持できるのかが分かりません。
大手メーカーの市販品は、素材のマイナーチェンジをしていますので、単価が同じでも中身が変わっている製品が有ります。メーカーの自己申告の性能は更新されていないので、実際の性能保証は怪しいです。
私の場合は、使用している防音材のサンプルを取り寄せたり、提携先に計測してもらっていますので、実際の密度・素材を最新の状況で確認し、担当現場での遮音測定も取引先に外注して検証しています。
このため、多くの種類の製品を扱うことは出来ませんが、自分が防音設計を行う現場に必要な製品は確保できています。
*ロックウール、吸音化粧板、軟質シージングボードについては既製品を使用しています。
*フローリング、羽目板など無垢材は提携先が専門の製材所から仕入れています。
