2017年03月20日

一重敷くだけで物の落下音、足音を遮断できる防音製品はない

ネット通販で、1重敷くだけで「落下音や足音を遮断できる」業界最高の防音・防振性能という誇大広告を見かけますが、そのような製品は存在しません。

購入される際には保証してもらったほうがいいでしょう。広告と実際の防音効果が異なれば返品してもらえるように約束してから取引してください。

床の防音対策には軽量衝撃音と重量衝撃音がありますので、軽量音対策だけでは足音や重い落下音、ピアノ防音はできません。

通常は、制振材+遮音材+カーペットという組み合わせがDIYの基本です。

実際にネットの通販で購入された防音カーペットが余り効果がないので、防音職人の制振材を併用したいという相談が時々あります。
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2017年02月05日

遮音ゴム製品の特徴

最近の遮音ゴム製品(防音材)は、大別して、「合成ゴム(樹脂、塩ビ)」「再生ゴム(リサイクルゴムチップ加工品、リサイクルゴム混合品)」の素材からできています。

このうち、再生ゴム(リサイクルゴムチップ加工品)」はフレーク状の空隙があり、クッション性がありますが、酸化しやすく劣化しやすい欠点、品質と面密度が一定しないという特徴があります。

リサイクルゴム混合品は製品によって主成分の配合に違いがあり、耐久性や制振性などに差が見られます。同様に合成ゴム製品も主成分の配合によって柔軟性・制振性に差が出ますので、製品ごとのデータや実績を確認する必要があります。

一般的に合成ゴム製品のほうが耐久性があり、防音効果の劣化が起こりにくい特長があります。
ただし、防振性(制振性)は製品ごとにばらつきがあり、用途に適した製品を選ぶ必要があり、DIYにおいても専門家にアドバイスを受けることが重要です。

ちなみにアスファルトマットや合成ゴムは、柔軟性と厚さ・面密度が同等であれば、性能も大差ありません。
リサイクルゴムマットのほうが選別するのが難しいと言えるでしょう。
ですが、石膏ボードや合板類と併用すると遮音効果が高まったり、振動音を軽減する効果があるため、有効に活用したい建築材料です。
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2017年01月12日

床の対策と防音材の特性

DIY防音の相談で多いのが、厚い遮音ゴムを施工したのに、階下の居住者から足音やピアノの音がうるさいと言われ、DIYでなんとかしたい。あるいはリフォーム業者に床だけ再施工してもらい防音効果を高めたいというものです。

既製品の遮音ゴムは重量音の防振性能が小さく、大半が軽量衝撃音向きです。また再生ゴムチップによる遮音ゴムマットは厚くても経年劣化が早い上に同じく重量音の防音効果が不十分です。

このような理由から遮音効果が弱いと言えますが、それに遮音ゴムだけでは振動音は絶縁できません。

防音職人では草創期の頃に、この現象に気づき、すぐに絶縁材である制振フェルトを採用しました。格段に足音などが小さくなりました。
マンションでも木造住宅でも効果が大きくなり、遮音ゴムと非常に相性が良いことがわかりました。

赤ちゃんや小さな子供の足音なら、制振フェルトと普通のカーペットの併用だけで、振動音を大幅に小さくできます。体重が増えてくると遮音ゴムと併用することが必要になります。
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2016年09月19日

賃貸マンションの階下騒音のDIY防音

先月、賃貸マンションの階下から「車いすを引きずるような音、足音」が居室の床に響いて眠れないというご相談がありました。
当初はマンションの騒音は壁にも伝播して回り込むので、DIYで対策するのは難しいとご返事しましたら、もう他にお願いする専門業者がないので、少しでも軽減できるなら、ぜひ防音材を使って自分で施工したいというご要望でした。

そこで、高比重のアスファルト制振マット、遮音ゴムマット、制振フェルトを組み合わせて、既存のフローリングのうえに敷き詰め、つなぎ目を気密テープでシールする。最後にタイルカーペットを敷くという提案をしました。

その結果、ご自身の体感では半減よりだいぶ良く、6割〜7割程度、騒音が小さくなったとのことです。
これは私の注意事項を忠実に守って作業された成果だと思います。
非常に難しい低い音でしたので、どの程度軽減できるかは未知数でした。

制振・絶縁材+遮音材の組合せが良かったのだと思います。防音工事を実施しても必ずしも騒音を半減以上に効果を出せる保証はないので、今回の防音対策は上出来だと言えるでしょう。
その後、相談者は眠れるようになったそうです。本当に良かったと思います。
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2016年06月08日

吸音ウールの特徴と価格

吸音ウールは別名PETウールと呼ばれ、ポリエチレン(ポリエステル)の繊維でできている吸音材です。
色はホワイトで、触ってもチクチクせずに、やわらかい感触です。通常は刃渡りの大きめのハサミでカットします。木材や紙には木工ボンドで接着できます。

先日、防音職人の類似品の吸音ウールのほうが20円安いと言われまして、調べたところ、その製品は吸音ウール50ミリ(455×910)の約1/3のサイズでした。厚さは同じです。
ですから、単価的にはかなりの割高です。

価格を比較する場合は、必ず製品のサイズを確認してください。送料や配送エリアもチェックしてください。
ちなみに、防音職人の製品は、原則として沖縄・九州・四国・東北・北海道、および離島は配送できませんので、ご注意ください。
posted by 防音職人 at 07:25| 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする