2016年06月08日

吸音ウールの特徴と価格

吸音ウールは別名PETウールと呼ばれ、ポリエチレン(ポリエステル)の繊維でできている吸音材です。
色はホワイトで、触ってもチクチクせずに、やわらかい感触です。通常は刃渡りの大きめのハサミでカットします。木材や紙には木工ボンドで接着できます。

先日、防音職人の類似品の吸音ウールのほうが20円安いと言われまして、調べたところ、その製品は吸音ウール50ミリ(455×910)の約1/3のサイズでした。厚さは同じです。
ですから、単価的にはかなりの割高です。

価格を比較する場合は、必ず製品のサイズを確認してください。送料や配送エリアもチェックしてください。
ちなみに、防音職人の製品は、原則として沖縄・九州・四国・東北・北海道、および離島は配送できませんので、ご注意ください。
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2016年03月27日

遮音パネルの概要と留意点

既製品の遮音パネルの多くが共通した弱点を持っています。
最近の木造住宅の生活防音や防音室の相談で出てくるのが、「遮音パネルを天井や壁に施工したのに防音効果が余り体感できない」というものです。

遮音パネルの主な仕様は
・PBに薄い塩ビシートまたは薄い遮音シートを張り合わせたもの。
・PBに薄い樹脂を接着又は塗ったもの。
・PBに遮音ゴムマットまたはアスファルトマットを張り合わせたもの。
このうち、遮音ゴムとアスファルトマットの製品を除けば、大半がPBの持つ遮音上の弱点をそのまま保有し、低音域と高音域において遮音性能が伸びないまたはコインシデンスによる遮音低下が目立つという共通点があります。遮音パネルとは名ばかりのものです。

そして、遮音パネル工法の共通した弱点は、つなぎ目から主に中音域から高音域にかけて音漏れが生じるという特性です。これでは十分な防音対策にならず、費用対効果が低いということになります。

製品上の問題や工法の問題が複合された結果、住宅や防音室で起きる現象です。
防音職人では、これらの問題の対策方法などを国立駅南口や西国立駅周辺の仕事場において、防音相談を行っています。
相談・問合せページ

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2016年02月21日

アップライトピアノのDIY防音

ピアノのDIY防音対策の問合せが増えています。
・適した防音材の選定
・対策のポイント
などが共通した問い合わせ内容です。対策のポイントをまずご紹介します。
*床の防振対策:絶縁材+遮音材の組み合わせによる相乗効果が期待できます。
*背面の吸音対策:これによって拡散する音を押さえて、周囲への音漏れを軽減できます。

ハサミやカッターナイフ、つなぎ目をシールするテープ類、手作りの吸音パネルに必要な木工ボンド、穴あき合板などをホームセンターや通販で揃えます。
*絶縁材と遮音材、吸音材は楽器に適した製品をご提示できます。
防音材ページをご参考にしてください。

なお、防振ゴムなど1種類の防音材による対策は費用対効果が低いので、必ず絶縁材と遮音材を組み合わせてください。
これは同調する重低音の遮音効果の低下を回避するためにも必要な対策です。
吸音パネルは吸音ウールを穴あき合板に接着するだけで作れます。
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2015年11月24日

遮音ゴムや防振ゴムだけでは限界がある

遮音・防振ゴムと一口に言っても、いくつかの種類があります。
「生ゴム」「硫化ゴム」「非硫化ゴム」「合成ゴム・樹脂」「再生ゴムチップ加工品」に大別されますが、現在では「合成ゴム・樹脂」「再生ゴムチップ加工品」が主流です。

これは生産コストと耐久性という理由から、この二つの材料による製品が多くなったと言えるでしょう。「再生ゴム」のマット製品は、多くの通販サイトで同様な市販品が販売されているのでご存知の方も多いと思います。単価も安いのが取り柄です。

一方、「合成ゴム・樹脂」のマット製品は、柔軟性など硬さも多様で、充填材・材料の配合などにより、制振性や比重も差が出ます。耐久性が高く比重も比較的大きいのが特長ですが、柔軟性・制振性の違いは製品ごとに異なるため、実績のある製品を選ぶことがポイントです。

また、これら遮音ゴム・防振ゴムだけでは、床振動を効率よく大幅に減衰させるには限界があります。特性の異なる制振材・振動絶縁材を併用する必要があります。
ちなみに、再生ゴムは厚さ10ミリ程度の製品になると、同調する共振周波数が生じるため、どうしても特定の周波数帯の振動音に対処できません。(同調する周波数は製品ごとに異なります)

費用対効果を考慮して、複数の遮音・制振材、絶縁材を組み合わせることがDIYによる床防音対策の重要なポイントになります。
posted by 防音職人 at 17:17| Comment(0) | 床のDIY防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

吸音ウール(吸音材)の件

最近、DIYの相談が増えまして、とくにピアノ防音関係の相談が多いです。
ご予算の関係で「吸音ウール20ミリ、50ミリ」の活用のリクエストがあります。防音職人の製品は、たぶんネット上の通販サイトに比べて格安の吸音材だと思います。
吸音ウール50ミリ

関連記事もありますので、防音材ページ全体もご覧ください。

なお、他の専門業者は、この類似品をとんでもない高い値段で、楽天やアマゾンを含めた通販サイトで販売しています。中には、防音職人のウェブページを盗作したことのある業者も居ます。その業者は、防音製品を高額で販売するので、ご存じのかたも結構いるようです。
同じ製品でしょうかというご質問をいただきますが、まったく同じものもありますが、類似品についても同じ素材です。
違うのは、サイズと値段だけです。

防音職人の吸音ウールは、メーカーが2つありまして、製品名が違うだけですが、その1社と取引しています。
posted by 防音職人 at 07:28| Comment(0) | 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする