2020年02月21日

床の防音材の問合せ

床の足音と物を落としたり、引きずる音に関して有効な防音材を教えてほしいというリクエストが増えています。

ここでは軽量音と重量音に効果的な制振材についてご紹介します。※防音職人が手配できる製品

■重量音対策
・制振フェルト80(厚さ6ミリ)→主に小さい子供の足音対策、防音工事にも使用可
・緩衝絶縁マット(厚さ8ミリ):特注、主に大人の足音対策、主に防音工事に使用

■軽量音対策
・制振フェルト120(厚さ5ミリ、通称:麻フェルト):在庫が無くなった段階で供給中止、主に木造防音室に使用中
・制振マット5ミリ・6ミリ:特注、防音工事専用品

特注品については、防音工事専用品のため契約が必要です。個人ユーザー向けは「制振フェルト6ミリ」になります。

制振マット5ミリ・6ミリについてはケース単位での納品のため、バラ売りができません。

防音職人だけが、4種類の制振材を扱っているわけですが、これも取引先との25年以上の付き合いがあるから用意できるわけです。
他の後発の販売業者にはない製品です。

ただし、この業界のメーカーは経営者が高齢化しており、私の方でもいつまで供給できるかが問題です。
posted by 防音職人 at 11:23| Comment(0) | 床のDIY防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月17日

ピアノ防音室と防音材

前回の防音材の記事で「面密度と柔軟性」の重要性を説明しました。
ピアノ防音室と防音材

防音職人では、25年以上の防音設計経験によって、優れた防音材(受注生産品)をセレクトして、DIYや木造防音室の現場で施工しています。
*特長は「費用対効果の高さ」「コインシデンスがないなど弱点がないこと」「木造と非常に相性が良いこと」などです。

ピアノは主に約30Hzから4200Hzという幅広い周波数の音を出しますので、周波数ごとの遮音性能に弱点があると対応できません。このため、弱点がない防音材を現場で使用する必要があります。

防音職人の仕事場では、防音材のサンプルに触れます。使い方のアドバイスも行っています。
*防音材の概算見積りは無料です。

ちなみに、高比重のアスファルト遮音シート2.4ミリ(910×2400、約17kg/巻)は、2020年1月現在、税込みで5,500円(1巻)です。
これと同じ製品を、通販サイトで販売している防音材業者が数社居ますが、税込みで約11,000円で販売されています。

このように防音職人は、「音響・防音設計」を本業としているので、防音材の納品単価(設計価格)を他の専門業者に比べて、大分抑えています。この製品は2020年3月までは価格改定は行わず、価格保証します。

ただし、重量物は昨年より、配送会社の車上渡しという契約になり、荷受人が直接、車上から受け取る納品になりました。基本的に重量物ですので台車が必要です。運ぶ際には出来れば2名居たほうが腰の負担が軽くて楽です。
 
posted by 防音職人 at 08:46| Comment(0) | 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月28日

最も薄い壁の遮音材

ときどき、木造防音室の窓以外の壁をDIYで防音対策したいので、適した防音材を教えてくださいという問合せがあります。

以下、最も薄くて面密度の大きな遮音材を使ったDIY施工をご説明します。

まず、既存の壁には巾木という厚さ6ミリ〜10ミリの部材が取り付けられていることが多いので、この巾木の厚さとほぼ同じ合板を、巾木以外の壁面に木工ボンド点付け+釘(またはビス)留めですべて取付けます。

合板のつなぎ目をアクリル製気密テープでシールします。

次にアスファルト遮音シート2.4ミリ(910×2400、約17kg/巻)を約半分のサイズにカットしてから、タッカーで張り付けます。1重張り終えたら、同じ遮音材を重ねて張ります。※2重目は1重目のつなぎ目とずれる様に張ります。(適当にカットして、出来る限りつなぎ目が一致しないように調整する)
*遮音材は出来る限り突きつけて、隙間が出ないように施工してください。

次に2重目のアスファルト遮音シートのつなぎ目をアクリル製気密テープでシールします。

最後にシナ合板5.5ミリをビス留め施工し、好みに応じて壁紙を仕上げます。これで壁の防音施工が完了です。(この部分だけ職人に施工を依頼しても良いでしょう)

施工後は、遮音性能が約15dBほどアップしますので、施工前に比べて、音漏れが6割程度軽減されたように体感できます。

費用対効果は抜群ですので、ぜひご検討ください。
posted by 防音職人 at 09:21| Comment(0) | 楽器のDIY防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月01日

プロの防音材施工

遮音ゴムマットなど防音材のつなぎ目から音漏れするのを軽減するため使用するのが遮音テープです。

市販品は厚さ0.7ミリ〜1ミリで片面に粘着剤が加工され、剥離紙をめくりながら使用します。

ところが、市販品の大半は粘着性と伸縮性が弱いため、防音材によっては張り付けても、すぐに口が開いてしまい施工性・気密性に問題があります。しかも、厚さ0.7ミリ〜1ミリ分の微妙な段差が解消されず平坦性が損なわれるため、捨て貼りが余計に必要になります。

このため、防音室などの設計・施工のプロは市販の遮音テープは使いません。

別の製品を使うだけでなく、遮音欠損を防ぐための別の現場工法を行います。耐久性も考慮しています。

特に木造防音室や住宅の生活防音にとって、つなぎ目の隙間対策は重要です。これを疎かにすると高い周波数の音が漏れます。

つなぎ目処理の遮音テープ一つをとっても、プロかどうかを見極めることが出来ます。

防音職人では、施工説明図に施工要領として明記しますので、防音工事に慣れていない工務店でも施工できます。
*もちろん、つなぎ目をシールするためのテープは具体的に指示し、遮音欠損を防ぐための工夫も説明します。

指摘されると大半の施工業者はすぐに理解してくれます。要するにコロンブスの卵と同じです。言われてみれば当然の事なのです。
☕🎤📖
posted by 防音職人 at 08:56| Comment(0) | 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月29日

鉛シートと制振効果

音楽防音室や壁面の共振を抑えるために遮音制振材を使用することがあります。

その場合、使用しても効果のない防音材が有り、むしろ反射音や固体音が目立つようになり逆効果になります。

その典型例が「鉛のシート」です。

床に敷いても、壁面の石膏ボードや合板に張り付けてもほとんど効果がないだけでなく、木造音楽防音室に使用すると反射音が強くなり音響が大幅に悪化します。

また、マンションのGL工法の壁面や柱・梁型面に鉛シートを張り付けても防音効果はありません。

面密度が高いから制振効果も高いと思い込む、迷信のようなことがひとり歩きしているだけです。

注意しなければならない遮音材なのです。

失敗事例の相談が多く、みなさん予想外の結果に驚かれます。そして、防音工事を失敗すると、解体してやり直すことになり、廃棄処分費用もかかるなど、その損失は大きいです。

では、鉛シートは活用方法がないのかというと、あります。それは防音ドアの様に小さな区画の遮音に使用するものです。
ですが、余りにも重くなるので、蝶番を3か所付けないとドアが緩んできます。
☕🍸
posted by 防音職人 at 08:45| Comment(0) | 防音材の特徴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする